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「ピアノ難民を救え!」 記念すべき初ゲスト
ついにゲスト参加が実現。 「一番大事な/歌いたい曲を1曲やろう」 って感じで、バンドをやってた頃の友達・知り合いに片っ端から声を掛けてるんだけど、いい感じでエリカから返事が返ってきて、僕も大好きな曲だったので、急遽年末 (2007年) にレコーディングをすることになった。
見ての通り、歌が上手いです。そして、声が似てる。「ピアノ難民を救え!」 にふさわしいゲスト+選曲です。
ゲストからのお言葉
誕生日:1978.12.29 / 血:A型 / 足:24cm / 背:166cm
歌うことが好きです。最近ブルーチーズがやたら好きです。最近タバコをやめました。ビールとスコッチミルクとサングリアが好きです。空港とか、公園とか、静かでだだっ広い場所が好きです。好きな言葉は 「いつも心に太陽を・くちびるに歌を」 です。小学校三年生の時、担任が音楽の先生で、クラスの壁にこの言葉が1年間貼ってありました。この曲とは2000年にタワレコのインディーズコーナーでたまたま視聴したのが出会いで、まんまとEGO-WRAPPIN'のファンになりました。「なにこの曲、かっこよすぎる!!!!」 という訳で。一番歌い辛かったのは、聴いていただいたらおわかりになるかと思いますが、サビの中の 「光の渦」 「デジャブの香り」 という部分です。ギリギリです。 (声出てんのか、これ?) いっぱいいっぱいです。修行します。10年程前はかなり真剣に歌うことと向き合っていましたが、社会人になってから、だんだん離れていきました。ある意味、「歌難民」 と呼べるのかも。今回このピアノ難民に参加出来た事で、よい刺激を受けました。歌うとき気をつけているのは、上手く歌ってやろうと思い過ぎない事 です。とにかく、音に乗っかって気持ちよく歌う事を大切にしたいと思っています。お聴きいただいた通り、雰囲気だけで荒削りな歌い方ですが、この曲のかっこよさが伝われば嬉しいです。
エリカ、ありがとう。
ほぼ楽譜通り弾いています
時間があまりなかった、っていう理由もあるんだけど、今回はいい楽譜があったからそれを見て弾いた。この曲を耳コピ (=聴きとって採譜) するとなると、無理ではないけどさすがにヨイショがいる。
というわけで、よく見るとわかるんだけど、動画の前半は左のほうを見ていて、後半は右のほうを見ています。あんまり楽譜に視線を送らないように意識はしましたが、多少妙な感じもします。
実は、いつも曲のコピーをする前に 「楽譜あるかなー」 って探す有料の楽譜配信サイトがある。その名も 「@ELISE(アット・エリーゼ)」。 僕が知っている中では、一番楽譜の数が多くて、楽譜のクオリティ (コピーの精度+アレンジの的確さ) が高い。ピアノの弾き語り用だけじゃなくて、ギター用のスコアやピアノ・ソロの楽譜なんかもあって、難易度別に複数の楽譜がある場合もある。多いのになると、1曲につき6つ以上スコアがある場合もある。本当にご苦労様です、っていう感じだ。
コードを取るのが面倒なときは、このサイトから買った楽譜のコードを参考にして、コードを直したり、アレンジを決めたりして自分用のスコアを作ることが多い んだけど、今回はさすがに楽譜 (おたまじゃくし) を見ながら弾いた。動画中、たぶん7割くらいは楽譜どおりで、残り (主に歌のある部分) はコード弾きをして適当に合いの手を入れる感じで弾いている。というわけで、これを楽譜にして無料配布したのではエリーゼさんに失礼 (※もちろん権利上の問題もある) なので、この曲に限っては 「楽譜が欲しい!」 という方はここからダウンロードして下さい。たったの300円ですし。
僕が弾いている楽譜 「色彩のブルース」 ピアノ弾き語り 中級
最初に書いたけど、今回は撮影まで日がなかったので、かなり固めて練習した。たぶん30時間前後だと思う。これを長いと思うかどうかはさておき、そのくらい練習しないと弾けない。運指も例のごとくめちゃくちゃ (手が大きいのに任せて) なので、この動画を見ながら練習しても 「届きません+動きません」 ってことになると思うから、楽譜を見ながらじっくり運指を決めてから取り組んだほうがいいと思います。
イントロ6小節目の手の動きが僕にも見えません。かなり無茶な運指です。
ピアノ演奏のポイント
歌のある部分はそれほど難しくない。コードの種類が少ないので、難しいコードの押さえ方をいくつか覚えてしまえばだいたい弾ける。問題は何といってもピアノのソロ部分。先に左手だけの話をすると、まずはイントロを気持ちよく弾けるようになるまでひたすら練習して、左手のウッド・ベースのラインをスムーズに弾けるようになる必要がある。これができれば、間奏+終奏も左手はほとんど同じ要領でいける。
こういう 「ボン・ボン・ボン・ボン」 と四分音符を淡々と弾く感じのベースを 「ウォーキング・ベース」 と言います。歩くように淡々と弾くイメージから、だと思います。
で、この左手が、ジャジーな印象を持たせる一番のポイントなので、左手はとにかくリズムが崩れないように注意。パターンもそれほど多くないので、はじめは弾きやすい4小節分のフレーズをがっちり決めて (Aメロの頭の4小節等)、それをひたすらそれを繰り返すのも上達のコツかもしれない。こういう言い方をあまりしないほうがいいと思うけど、この曲は、左手はリズムさえきっちりしていれば音はどうでもよくて (もちろんコードが外れたらNGだけど)、右手をいい感じでボーカルの隙間に入れる (合いの手を入れる) のに集中すればいい。理想は、「左手は何も考えなくても勝手に動く」 っていう状態です。
言うは易し、ですね。
一方、右手はというと、僕が弾いているのはほとんど単音なので、弾くこと自体はそれほど難しくない。何といっても大変なのは 譜読み。面倒だけど、今回はこればっかりは避けられないので、まずは譜読みをして、楽譜をちょっと見たらすぐに指が動くように、ソロのメロディを頭+体に叩き込むしかない。
いつもコードを見て適当に弾いてるので、たまにこうやっておたまじゃくしを真剣に追いかける作業をするとめちゃくちゃ疲れました。ダブルシャープをこんなにまとめてみたのは何年ぶりだろう・・・(笑)。
以上、あまり参考にならないようなことを書いたような気がしますが、この曲は、全部弾けなくてもイントロだけで恍惚とした気分になれる名曲 なので、まずはイントロから挑戦してみて下さい。
データの補足
「色彩のブルース」 の発売は 2000年9月2日。この動画の撮影日は 2007年12月30日。
おかげで2007年の大晦日と正月はずっとこの動画編集+ミキシングをやっていて、いつの間にか年が明けていました(笑)。
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